オリジナル商品の輸入(その2)

コンテナに1種類の商品しか積んではいけないとかの決まりはありません。大きさの違う商品を数種類積み込んで、一つのコンテナにするのが一般的でしょう。しかし、大手量販店などはその逆で、1種類の商品を数千個といった単位で注文し、数個のコンテナにしてしまうため、生産効率も積載効率も上がります。その結果、販売価格も安価になるのです。

ご存知の通り、大手量販店の価格戦略は、単に利益を落としているわけではなく、見積り、生産の段階から始まっています。そんな商品に対して、ネットストア事業者様が対抗するには、単に利益を削ぐことしかできないのが現状です。ですので、価格で喜んでもらうのではなく、また別の価値で喜んでいただけるようなオリジナル商品を提供しなければなりません。

輸入するためには、様々な費用が発生することを知る必要があります。船舶の燃料である重油や「為替」の大きすぎる変動に用る保険などなど、船舶会社が不利な状況に追い込まれないための処置が敷かれています。なので、急激な為替変動が起こった場合、費用が突然上がることもありますので、注意が必要です。

オリジナル商品の輸入は、コンテナ(FCL:フルコンテナロード)単位で行う場合と、混載コンテナ(LCL:レスコンテナロード)で行う場合とがあります。コンテナ単位は前述したように、まとまった数量が必要なのに対して、混載コンテナは複数の荷主が集まって一つのコンテナにします。費用は積み荷の容積によって割当てるのですが、満載にならなかった場合は空間の分まで割当てられるので、割高になる場合もあります。

商品の大きさや、仕入原価によっては、割高でも混載コンテナにしてもいいのではないかと思います。私も、レーザーカッターで使用する素材は、混載コンテナを利用しています。倉庫費用や在庫のことを考えると、今のところ混載コンテナでも利益は出ています。事業が大きくなればコンテナを利用すれば何ら問題無いと思っています。

混載コンテナの注意点ですが、手元に商品が届くまで時間が掛かります。コンテナと比べると、輸出地で積み荷を一旦港に預け、また輸入地で積み荷を仕分けなければならないからです。コンテナですと、生産先から荷受け先まで直接輸送できるので、この分遅くなるわけです。経験上で言いますと、4日ぐらいの差があったでしょうか。


投稿者: るかわ はやお

編集者の流川駿(るかわはやお)です。 長年、商品の広報や販促編集に携わり、現在はセールスライターとしてWEBに特化した記事制作とその指南活動をしています。