ネットストアの利益(その1)

ネットストアを開店するためには、モール型にせよオリジナル型せよ費用がかかります。無料を謳うところもありますが、それは出店費用が無料というだけで、その他にかかる費用は発生します。様々なネットストア提供事業者によって一長一短ありますので、費用対効果が出しやすい事業者選択が必要です。

多くのネットストア事業者様は一般流通している商品の取り扱いが多いと思います。要は同業他社と価格競争或いは付加価値競争が必要な商品です。(ここでいう付加価値とは「送料無料」であったり「今ならポイント倍増」などを指します。)本来であれば、オリジナル商品で同業他社と勝負したいところですが、資金が乏しい時期はドロップシッピングなどで必要な数量だけを仕入れをする「消化仕入」をすることになります。「消化仕入」は在庫を持たなくてもいいメリットがありますが、手元に商品が無いため「消費者からの問い合わせに対する反応が遅くなる」という商品発送後のアフターケアの問題や、「利益率の低さ」がデメリットとして挙がるのではないでしょうか。

「消費者からの問い合わせに対する反応が遅くなる」に関しては、仕入先から最低でも取扱説明書や組立説明書、発送する状態の梱包画像は手元資料として管理しましょう。あくまでも、消費者から見ると、購入店が窓口ですので、組み立て方や部品不足などの軽微な問い合わせには素早い対応が必要です。電話対応になると、お客様からの印象も良くなるはずです。

「利益率の低さ」をどう考えるかですが、事業の方向性によって捉え方は様々かと思います。単純な話、生活するのに50万円が必要です。売上300万円で16%の利益率とするのか、売上100万円で50%の利益率とするのかの違いです。

もちろん後者の売上100万円で50%の利益率がいいに決まっています。ただ、自分の知識を超えるような商品の取扱いは大変ですので、自分が得意とする商品で、この目標に向けて行動するしかありません。

ネットストアの利益の確保は「消化仕入」では経験上困難と言わざるを得ません。この利益からどれだけの経費が引かれているか、よく考えなければなりません。「売れてるものほど利益が低い」では身が持たないので、早い段階でテコ入れが必要です。


投稿者: 槻の木

管理人の金﨑欣之(かねざき よしゆき)です。 長年、家具雑貨の輸入販売業に携わり、現在はオリジナル商品を扱いたいネットストア事業者様向けのコンサルタントをしています。