商品のオリジナル化(その2)

消化仕入商品をオリジナル化するには一手間必要です。ドロップシッピングでよくある「直送」ができなくなることです。「直送」の良いところは、出荷元から消費者(購入者)が指定する場所へ直接送ることです。ネットストア事業者から見ると、仕入先からの送料請求が一度で済み、配送回数が少なければ少ないほど、商品事故の確率が少なくて済みます。仕入先から見ると、直送体制を整えることで、ネットストア事業者との取引拡大が見込め、売上拡大に繋がります。

ただ、「直送」にもデメリットはあります。ネットストア事業者側に都合が悪いことなのですが、「ギフト包装」や「メッセージカード」などのサービスで消化仕入商品をオリジナル化するためには、一旦手元に対象となる商品を送ってもらわなければなりません。その後、「ギフト包装」や「メッセージカード」などの作業を行い、再び消費者(購入者)へ向けて出荷しなければなりません。

これでは送料が二重となり、オリジナル化をする意味がありません。ではどうするかですが、一つは「別途送料必要」として消費者(購入者)からいただく、二つ目は仕入先が送料負担をする条件を聞くしかありません。

  • 消費者(購入者)からいただく
  • 送料負担をする条件を聞く

消費者(購入者)からいただく

本来であれば、いただいても問題ありませんが、現状、ネットストア全般を見ると「送料無料」が当たり前になっています。オリジナル化するとはいえ、元は消化仕入商品ですし、サービス的な部分となりますので、「別途送料」=「ギフト包装」+「メッセージカード」とはいきません。どこよりも安く買いたいという「消費者心理」は健在ですので、消費者(購入者)から送料をいただくことは、売上に繋がる状況ではないといえます。

送料負担をする条件を聞く

基本、消化仕入条件での送料負担はネットストア事業者側にあります。ここは譲ってはくれないと思います。ですので、仕入先が送料負担をする条件を聞きいておきましょう。

仕入先が送料負担をするよくある条件は、購入金額によって負担してくれる場合です。「〇〇円以上の購入で送料無料」と同じです。この体制をとっている仕入先があれば、2社ほど柱に据えましょう。そして、オリジナル化が可能な商品を数種決め、先ずは最低条件である仕入先の条件で仕入をしましょう。

オリジナル化の戦略は、どうしても先行資金が必要です。代引きや前払いの支払条件でれば、何とか資金を調達して下さい。掛け払いであれば、締め日にもよりますが、必ず月初に仕入れをするようにして下さい。


投稿者: るかわ はやお

編集者の流川駿(るかわはやお)です。 長年、商品の広報や販促編集に携わり、現在はセールスライターとしてWEBに特化した記事制作とその指南活動をしています。