仕入計画(その1)

消化仕入商品をオリジナル化する理由は、同業他社と差をつけるためと、自社のブランド価値を高めることです。オリジナル化は自ら携わらなければ作り上げることはできないのです。

それと、もう一つ大切な事があります。それは、安定した供給です。消費者の手元に商品が届かなければ、オリジナルとかブランドとか言ってみても意味はありません。注文が入れば送り届ける。安定した供給体制が必要です。

  • 安定した供給体制が必要

安定供給をするためには、在庫情報が必要です。在庫には「実在庫」と「引当済在庫(受注済在庫)」があります。「実在庫」は保管している商品の数。「引当済在庫(受注済在庫)」は「実在庫」から既に注文が入っている分を引いた数、受注数です。この2つの「在庫」は非常に重要です。「在庫は?」と聞かれたときは、「引当済在庫(受注済在庫)」を答えるようにしましょう。

  • 実在庫:保管している商品の数
  • 引当済在庫(受注済在庫):実在庫-受注数

在庫は時間と共に常に変化しています。消化仕入商品や定額仕入商品も同じことです。ですが、消化仕入商品は消費者から注文が入ってからの対応となりますので、この時点の在庫情報が必要となります。しかし、消化仕入商品は、仕入先の都合によるところが大きく、同業他社へも販売をしているので、いつも在庫があるとは限りません。かといって、仕入先に日々在庫情報を聞くのも後々煙たがれることもあるので、これもできません。

仕入先からの在庫情報は、専用サイトで日々の在庫情報が見られるところもありますが、ほとんどのところは、週末にメールなりファイルなりを流してもらうことぐらいでしょう。それに、在庫情報が「欠品」になっていると、売上も立たなくなります。最悪は、「長期欠品」や「完売」になってしまえば、元も子もありません。消化仕入商品は在庫リスクが無い分、売上リスクが高くなることを知っておいて下さい。


投稿者: るかわ はやお

編集者の流川駿(るかわはやお)です。 長年、商品の広報や販促編集に携わり、現在はセールスライターとしてWEBに特化した記事制作とその指南活動をしています。